まほろば散歩帖

忘れ去られた楽園?――「限界集落」の静かな呼吸と、守り継がれる記憶

窓を開けると、遠くで救急車のサイレンが鳴り、隣のビルからは換気扇の回る音が聞こえてくる。東京の夜は、いつだって何かの「音」に包まれています。こんにちは。都会のコンクリートに囲まれながら、時折、地図の端っこにある「名前も知らない村」へと思いを...
地名と風土のひみつ

街角の守りびと。道端で静かに微笑む「お地蔵さん」の優しさに触れて

冷たい雨が止み、雲の隙間から柔らかな陽光が差し込む午後。東京の入り組んだ路地裏を歩いていると、ふとした角に、赤い前掛けをした小さな石像が佇んでいるのを見かけました。こんにちは。都会の隙間に隠れた「小さな秋」や「古い記憶」を探すのが日課になっ...
ふしぎな話と伝承

闇夜を照らす、さよならの光。私たちが「送り火」を灯し続ける理由

東京の夜は、眠ることがありません。ベランダから外を眺めれば、絶え間なく流れる車のヘッドライト、ビルを縁取るネオン、そして遠くで明滅する航空障害灯。あまりにも光に溢れていて、時々、本当の「火」の色を忘れてしまいそうになります。こんにちは。都会...
まほろば散歩帖

稲穂が描く、巨大な夢。大地をキャンバスにした「田んぼアート」の物語

東京のコンクリートジャングルに夏の気配が混じり始めると、ふと、どこまでも続く緑の海が見たくなることがあります。こんにちは。ベランダで育てている小さなハーブの鉢植えに、毎日一生懸命「大きくなあれ」と話しかけている『まほろば便り』の筆者です。皆...
ふしぎな話と伝承

峠の霧の向こう側。恐ろしくて、どこか懐かしい「山姥」に会いに行く

深夜、東京のマンションで仕事を終え、ハーブティーを飲みながらふと窓の外を眺めるときがあります。コンクリートに囲まれたこの街には、本当の「暗闇」なんてどこにもないのかもしれない……そんなことを思いながら。こんにちは。都会の片隅で、日本の古い地...
まほろば散歩帖

世界が白に溶けるとき。豪雪に抱かれた集落の「静かなる熱量」

窓の外では、冷たい雨がアスファルトを叩いています。こんにちは。東京のワンルームで、加湿器の蒸気を眺めながら、まだ見ぬ雪国に思いを馳せている『まほろば便り』の筆者です。皆さんは、朝起きて玄関のドアを開けようとしたとき、外に「白い壁」が立ちはだ...
地名と風土のひみつ

雪国に咲く、おいしいお花?「だんご木」が運ぶ春の足音

窓の外を見上げると、東京の空は今日も透き通るような青。でも、ビル風に吹かれると、首筋をすり抜ける冷たさに「あぁ、冬だなぁ」としみじみ感じてしまいます。こんにちは。東京の隅っこで、地方の古い風習や美しい言葉をコツコツ集めている『まほろば便り』...
ふしぎな話と伝承

痛みなくして傷がつく?冬の風が運ぶ不思議な隣人「かまいたち」

冷たい風がビルの隙間を吹き抜ける季節になりましたね。こんにちは、『まほろば便り』の筆者です。東京の冬は、どこか刺すような乾燥した冷たさがあります。先日、夜道を歩いているときに、ふと足首のあたりが「チリッ」と冷えたような気がしました。帰宅して...
まほろば散歩帖

14時15分にだけ、魔法がかかる村。――一日一本のバスが繋ぐもの

都会の喧騒の中にいると、ふとした瞬間に「ここではないどこか」へ心を飛ばしたくなることはありませんか?こんにちは。東京の小さなワンルームで、今日もせっせと「日本の心のふるさと」を探求している『まほろば便り』の筆者です。窓の外を見れば、ひっきり...
地名と風土のひみつ

「お盆の海に入っちゃいけない」――波間に消えた、ご先祖様との境界線

近年は年々猛暑が勢いを増している夏ですが、皆さんはどうお過ごしですか?暑い夏は冷房の効いた部屋でアイスを食べるのも至福の時間ですが、ふとした瞬間に、幼い頃に嗅いだ「潮風の匂い」を思い出したりします。さて、今日お話しするのは、夏休みになると必...