まほろば散歩帖

まほろば散歩帖

世界が白に溶けるとき。豪雪に抱かれた集落の「静かなる熱量」

窓の外では、冷たい雨がアスファルトを叩いています。こんにちは。東京のワンルームで、加湿器の蒸気を眺めながら、まだ見ぬ雪国に思いを馳せている『まほろば便り』の筆者です。皆さんは、朝起きて玄関のドアを開けようとしたとき、外に「白い壁」が立ちはだ...
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14時15分にだけ、魔法がかかる村。――一日一本のバスが繋ぐもの

都会の喧騒の中にいると、ふとした瞬間に「ここではないどこか」へ心を飛ばしたくなることはありませんか?こんにちは。東京の小さなワンルームで、今日もせっせと「日本の心のふるさと」を探求している『まほろば便り』の筆者です。窓の外を見れば、ひっきり...
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静かに見守る道祖神〜昔の知恵と現代の風景のはざまで

東京での暮らしにも慣れてきた今日この頃。けれど、ふとした瞬間に、田舎の風景が恋しくなることがあります。先日、久しぶりに長野の山あいの村を訪ねたときのこと。 細い山道を歩いていると、道の脇にぽつんと佇む小さな石像が目に入りました。 苔むした石...
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山奥の郵便局が紡ぐ、時を超えた人と人の物語

東京で暮らしていると、何もかもが目まぐるしくて、つい「便利さ」ばかりを追いかけてしまいます。スマホひとつで何でも済んでしまう時代。手紙を書くことも、ましてや郵便局に足を運ぶことも、ずいぶんと遠い存在になってしまいました。でも、ある日ふと目に...
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日本一短い駅名を巡る旅 〜一文字に込められた物語〜

ある日、ふとしたきっかけで「日本一短い駅名って、どこなんだろう?」と気になりました。駅名といえば「新宿」や「渋谷」など、馴染みのある名前が浮かびますが、全国にはたった一文字で名乗る駅がいくつか存在するのだとか。一文字の駅名。なんだか、詩のよ...
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静寂に包まれた旅の始まり:無人駅という小さな物語

東京の喧騒に包まれた日々の中で、ふと「静けさ」が恋しくなることがあります。電車のアナウンス、スマホの通知音、人のざわめき。そんな音の波に揺られながら、私はある日、地図の端っこにある小さな駅を目指しました。そこは、無人駅。改札も駅員さんもいな...
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秋田の忘れられた村々〜自然と共に生きた人々の足跡〜

ある秋の夜、ふと手に取った古地図の片隅に、見慣れない名前の集落を見つけました。今はもう存在しないその村の名は、どこか懐かしく、どこか切ない響きを持っていました。調べてみると、秋田には“消えた村”と呼ばれる場所がいくつもあるのだとか。「消えた...